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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生30巻3号

1966年03月発行

文献概要

特集 衛生監視制度 研究

公衆浴場の浴槽水に関する公衆衛生学的研究—蒲郡市における公衆浴場浴槽水の汚染状況

著者: 松井和夫1

所属機関: 1愛知県岡崎保健所

ページ範囲:P.158 - P.160

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はじめに
 公衆浴場は,その構造施設などについて,清潔で衛生的に保持されるよう法律で定められているが,利用者の目的物である浴槽水は,腸内系伝染病,Microsparon,Trichophyton,Sar coptes,Gono co ccus,spiro chaeta,などの感染の媒介物となるにもかかわらず,近時ようやくその水質の基準が定められ指導方針が明らかになったにすぎない。この浴槽水における公衆衛生学的研究はすでに多数の先人の報告1)〜6)があるが,著者は愛知県の中小都市における公衆浴場浴槽水の汚染状況を知る目的でその浴槽水について,温度,濁度,KMnO4消費量ならびに大腸菌群の検査を行なったのでここにその結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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