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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生30巻4号

1966年04月発行

文献概要

モニターレポート

妊娠届出をみて

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.188 - P.188

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 母子保健対策の一つとして,妊娠届を市町村に出して,母子手帳の交付をうけることになっているが,全国の統計をみると昭和39年では,出産数の92.3%がこれをうけていることになる。その届出を妊娠月数別にみると第1表の通りになる。
 すなわち全国,岐阜市ともに約半数は妊娠4〜5カ月に妊娠届を出して母子手帳をもらっている。ただ妊娠8カ月以上になって届け出ているのが全国で約15%,岐阜市で約10%(出産後に届け出たもの0.5%が含まれる)もあるということは,少し手おくれの感がある。とくに梅毒などの疾患が出産間近に発見されたのでは,あきらかに手おくれである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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