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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生30巻5号

1966年05月発行

文献概要

特集 地区診断を診断する 主題

地区診断とその論理の変遷—公衆衛生学の方法論の推移と活動の展開方式からの考察

著者: 田中恒男1

所属機関: 1東京大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.247 - P.252

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 地区診断という用語が公衆衛生関係者の耳目をあつめてから,すでに相当の時日を経過した。しかしその変遷を史的に追究するほどの業績のつみ重ねなり,あるいは討論がなされたりしてきたかを考えると,必ずしも十分とはいえないように思う。したがって,現在の時点ではその史的考察を行なうより,地区診断の意味づけ・解釈をめぐって,いくつかの対立的見解が提唱当初からつづいたまま今日に至っている様相であるので,その整理をする意味合いから,論理の推移を通覧してみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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