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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生30巻5号

1966年05月発行

文献概要

特集 地区診断を診断する 論叢 地区診断の効用と限界

真の問題解決のための地区診断に

著者: 小宮山新一

所属機関:

ページ範囲:P.258 - P.259

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 地区保健計画を進めるうえに,地区診断の重要性が唱えられて,すでに数年を経過した。地区の実情に即した活動をしなければとは,誰しも考えていたことであるが,この地区診断理論によって,従来のゆきあたりがばったりのやり方が反省されて,分析的なアプローチをするようになった。このことは,わが国の公衆衛生実践に大きな進歩をもたらした。
 私も永い間保健所にあって,そのつもりで努力はしてきたけれど「これが地区診断だ」といえるような仕事をまとめることもできないままに昨年第一線を退いた。そこでこの度は実際に保健所の中で,地区診断が必ずしもうまく有なわれていない原因を考えてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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