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特集 社会保障と公衆衛生の接点をさぐる ろんそう 社会保障・公衆衛生相互の問題点
医療保障を一本の柱に保障の公平明確化を
著者: 下野修1
所属機関: 1岐阜県厚生部
ページ範囲:P.386 - P.388
文献購入ページに移動社会保障は,その目的を達しなければならないし,ある程度の満足感を与えなければならないので,適時,応分の改正補正が行なわれ,拡大あるいは縮小されることがあっても,限界があるのが常である。現状は,拡大の望みにのみひきずられていく傾向がある。そこには,限界のないように思う反面,問題は多くなり,より複雑になる。常に受ける側からは拡大の傾向にあり,多く出した人も,それなりに多く回収したいと願う傾向が出る場合があり,さらに,平等と自由の拡大を念願する。公平になるように修正が行なわれるが,それはいつも後からが多く,何らかの限界がある。
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