icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生30巻7号

1966年07月発行

文献概要

特集 社会保障と公衆衛生の接点をさぐる ろんそう 社会保障・公衆衛生相互の問題点

医療保障を一本の柱に保障の公平明確化を

著者: 下野修1

所属機関: 1岐阜県厚生部

ページ範囲:P.386 - P.388

文献購入ページに移動
社会保障の限界の公平明確化
 社会保障は,その目的を達しなければならないし,ある程度の満足感を与えなければならないので,適時,応分の改正補正が行なわれ,拡大あるいは縮小されることがあっても,限界があるのが常である。現状は,拡大の望みにのみひきずられていく傾向がある。そこには,限界のないように思う反面,問題は多くなり,より複雑になる。常に受ける側からは拡大の傾向にあり,多く出した人も,それなりに多く回収したいと願う傾向が出る場合があり,さらに,平等と自由の拡大を念願する。公平になるように修正が行なわれるが,それはいつも後からが多く,何らかの限界がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら