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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生30巻8号

1966年08月発行

随想 明日を担う公衆衛生

保健婦の全戸訪問を提唱

著者: 熊谷太一1

所属機関: 1北海道旭川保健所

ページ範囲:P.421 - P.421

文献概要

 保健所の仕事は,管内住民の健康の確保と増進とを図り,生活向上に寄与することにつきる。この概念から,筆者は,管内全域の保健婦の全戸訪問を提唱するものである。
 全戸訪問ということは,文字通り保健婦が1戸1戸訪問して,規定された項目について観察と調査をかねてその事実を記載する。地域住民の健康管理の台帳を作成することである。この台帳によって自治体や地区が,衛生行政のすすめ方を考察できると思う。(調査用紙略―採点法をとったのは,その総点によって保健・文化・生活指導のいずれをすべきかが一目でわかるような仕組みとしたため)全戸訪問については,いろいろの問題点があろう。すなわち,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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