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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻10号

1967年10月発行

文献概要

講座 情報科学とその応用・5

職場の健康管理に応用された情報収集の実例—主としてCMI,MMPIとの関連について

著者: 佐藤信一1 前田和子1 河野啓子1

所属機関: 1富士電機病院

ページ範囲:P.610 - P.612

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はじめに
 労働生産性をさまたげる因子にはいろいろある。そのなかで,精神健康の低下ということが原因となっていることもその一つであろう。実際の現場では個々の従業員が,精神的によい状態(well being)にあるかどうかをチェックすることはむずかしい。有能な職場の長ともなれば部下の顔を見たり,仕事を命じたりしてその結果をみただけで,部下がどういう精神状態にあるかということはわかる。しかしこういう情報をうまく科学的に収集して整理することはむずかしいものである。
 CMIによる調査はしばしば実施される。私のところで,MMPI調査とだいたい同時に行なったことがあるので,情報の収集という意味で記述してみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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