文献詳細
特集 地域保健と職業衛生
海外事情
文献概要
はじめに
非常に大きな課題で,果たして私にこれを述べる資格があるか否か,自分でもおおいに危惧しているところである。
おそらく編集のほうでは,私が1960年,New York,1963年Madrid,1966年Wienと4年目ごとに国際労働衛生学会(International Congress on Occupational Health)が開催される機会に前後3回も外国に出かけたのであるから,何かまとまったものが書けるであろうと期待したのだと思うが,実はそれぞれせいぜい1〜2ヵ月の旅行であったから,それほど深く系統的に各国の労働衛生事情を調べあげることなどできるわけもない。ごく雑駁な,聞き書きをまとめることになってはなはだ恐縮である。
非常に大きな課題で,果たして私にこれを述べる資格があるか否か,自分でもおおいに危惧しているところである。
おそらく編集のほうでは,私が1960年,New York,1963年Madrid,1966年Wienと4年目ごとに国際労働衛生学会(International Congress on Occupational Health)が開催される機会に前後3回も外国に出かけたのであるから,何かまとまったものが書けるであろうと期待したのだと思うが,実はそれぞれせいぜい1〜2ヵ月の旅行であったから,それほど深く系統的に各国の労働衛生事情を調べあげることなどできるわけもない。ごく雑駁な,聞き書きをまとめることになってはなはだ恐縮である。
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