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特集 胃癌の公衆衛生対策 活動状況 地域の胃癌対策 胃集団検診の体制と問題点
鹿児島県における胃集団検診の現況
著者: 佐藤八郎1 中馬康男1 大山治史1
所属機関: 1鹿児島大学医学部佐藤内科
ページ範囲:P.91 - P.96
文献購入ページに移動日本人の胃癌死亡率は諸外国に比べて,1,2を争う高位を占めている。この胃癌撲滅には,現段階では幾多の抗癌剤の出現にもかかわらず,早期発見が最も手近な対策として検討され,胃集団検診が日本各地で実施され活発に運営されている。
鹿児島県における胃癌死亡の推移を第1表・第1図でみると,全図の胃癌訂正死亡率(人口10万対44.3〜47.0)に比べて(28.0〜31.3)やや下回ってはいるが,全国同様に上昇ぎみである。
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