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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻3号

1967年03月発行

文献概要

特集 食生活と公衆衛生活動 指針

食生活改善運動と地区組織活動

著者: 相磯富士雄1

所属機関: 1厚生省栄養課

ページ範囲:P.147 - P.149

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食生活の意味
 最近,「食べもの」に対する国民の関心がふたたび高まってきている。栄養価の高い食品,それを購入するための食費。着色剤,防腐剤の入っている食品,農薬などに汚染されている食品。西欧的食生活への趨勢とそれに対する反省と伝統的な民族的食生活への関心。成人病,肥満など食べものと関係の深い疾病への関心。また,体力づくりの基礎としての栄養も脚光をあびてきている。体力をつくり健康を保持増進するためには,「栄養」を取りまくからだの内的,外的環境を整備する必要がある。この外的環境を整備し向上することは,とりもなおさず「食生活」を改善することである。
 食生活とは,飲食だけの概念でなく飲食を中心とする生活をいい,生活史として長い目でみるならば飲食慣行ということにもなろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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