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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻3号

1967年03月発行

文献概要

ニュースの焦点

買血廃止と今後の問題

著者: 村松博雄

所属機関:

ページ範囲:P.182 - P.183

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 "ガソリン一滴,血の一滴"という言葉が第二次大戦中,わが国で標語として使われたことがある。当時としてはガソリンを極度に節約しなければなならなかった情勢にあった。ガソリンの一滴は血の一滴ほども貴重なものである,というイメージを国民に印象づける必要があったからである。
 それから4半世紀たつ昨今,再び"ガソリン一滴,血の一滴"という標語が使われかねない状況が迫っている。「ガソリンを大切にしろ」という意味で使われるのではむろんない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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