文献詳細
文献概要
厚生だより
BCG経皮接種について
著者:
所属機関:
ページ範囲:P.246 - P.246
文献購入ページに移動BCGがわが国で,広く用いられるようになったのは昭和17年以降である。これが全国的に普及したのは,日本の学者による広汎な研究成果に基づくもので,BCGが結核発病を少なくとも1/2〜1/5以下に減らし,結核死亡を1/8以下に減らすことが証明されたからである。昭和23年の予防接種法の制定,昭和26年の結核予防法の制定により,30歳未満のツ反応陰性者,疑陽性者には義務として,BCG接種をうけることが定められた。
掲載誌情報