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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻5号

1967年05月発行

文献概要

海外事情

ヨーロッパ諸国の結核のリハビリテーション

著者: 清水寛1

所属機関: 1東京都渋谷保健所

ページ範囲:P.295 - P.297

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 わが国では10数年前まではいくつかの療養所で少数の軽快患者に対して訓練や作業療法が行なわれていたが,それはアフターケアというべきもので,リハビリテーションと名づけられるものではなかった。
 近年化学療法の普及により,結核は治るようになったが,同時に「死にもしないが治りもしない」患者がふえつつある。このような背景のもとで,わが国でも最近結核のリハビリテーションが重視されるようになり,physio therapistやoccupational therapistを養成するリハビリテーション学院が開設され,多くの療養所で医学的リハビリテーションが実施されるようになった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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