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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻6号

1967年06月発行

文献概要

厚生だより

わが国水道の現況と将来

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.362 - P.362

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この10年間に給水人口は2倍に増えた
 昭和41年3月末現在で,全国の水道による給水をうけている人口は約6,800万人,総人口の69.4%の普及率となっている。これは31年3月末の普及率32.2%の2倍を超え,この10年間における水道の普及は著しいものがある。しかし,現在なお水道施設をまったく持たない市町村が10%弱(3市・177町・152村)あり,水道普及に地域差のあることを示している。
 現在水道法では給水人口が5,000人を超すものを上水道,100人を超し5,000人以下のものを簡易水道,寄宿舎や社宅など特定の人だけに給水する100人を超すものを専用水道といい,いずれもその水は,水質規準に合致し,一定の塩素消毒を常に施すよう法に定められている。現在上水道は1,416施設,簡易水道は14,131施設,専用水道は3,283施設あるが,これらの他に各上水施設に,浄水を供給することだけを行なっている,水道用水供給事業というものが15施設ある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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