公衆衛生31巻8号

1967年08月発行

座談会

衛連6分科会の関連性をきる

著者： 西川滇八¹ 小野三嗣² 近藤東郎³ 鈴木継美⁴ 天明佳臣⁵ 西三郎⁶

所属機関： ¹日大医学部公衆衛生学教室 ²横浜国大体育学部 ³慶大医学部衛生学教室 ⁴東大医学部公衆衛生学教室 ⁵医歯大農山村医学研究施設 ⁶国立公衆衛生院

ページ範囲：P.432 - P.439

　第17回日本医学会総会において，その一分野として衛生関係の六つの分科会が連合して学会を持ったことは，「分化と総合」をテーマとする今次総会の示す史的展望に沿ったものとして．意義深いことであった。しかし連合学会の運営方法，また今後の6学会の連携・共同作業のあり方などについて，新たにさまざまの問題を提起したともいえる。そこで今号では，連合学会の各分野の方がたにお集まりいただき，現在の問題点の中から今後を展望していただいた。