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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻8号

1967年08月発行

文献概要

研究報告

京葉工業地帯地区住民の公害意識調査—第2報——とくに工場誘致に対する地区住民のイメージについて

著者: 谷修一1 水野哲夫1 柳沢利喜夫2 田波潤一郎3 沖山鐐三郎4 本多作爾4 伊藤茂子4 佐藤豊5 淵本献司5 加賀谷洋蔵6

所属機関: 1千葉大学医学部公衆衛生学教室 2千葉大学医学部農山村医学研究施設 3千葉大学医学部衛生学教室 4千葉県市原保健所 5千葉県市原市役所 6千葉県衛生部

ページ範囲:P.466 - P.471

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はじめに
 千葉県市原市は近年京葉工業地帯の中核として発展しつつある都市である。海岸埋立地には諸企業がぞくぞく進出し,のり養殖がさかんであった昔の漁村地帯の面影はすでにない。工場進出に伴って市内およびその後背地での人口増加は著しいが,そこで発生する各種の公害問題に対して,筆者らは地区住民の意識調査という観点から検討している。その結果の一部についてはすでに本誌上に,公害による被害の現状,公害発生時の住民の行動のありかたなどを中心として報告した。今回は地区住民が企業進出に対して抱いていた各種のイメージを種々の角度から検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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