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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生31巻9号

1967年09月発行

文献概要

グラフ

衛生統計のできるまで

著者: 宇都二朗1

所属機関: 1厚生省大臣官房統計調査部

ページ範囲:P.540 - P.541

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 国民の健康を維持し増進させるための施策としての公衆衛生行政は,保健所,市町村などの地域社会を集団として活発な活動を展開しているが,その地域社会における集団の公衆衛生活動の指標となり,推進力の基本となるものは,集団を測定し診断する衛生統計であるといえよう。人口動態調査における出産,死亡,死産,婚姻,離婚の状況や,それから得られる死亡率,平均余命など,また国民の傷病量や傷病の質(傷病名)などを調査する患者調査や,国民健康調査,医療の受給状況を調査する医療施設調査や,医療従事者調査および保健所の活動状況を把握するための保健所運営報告など,厚生省統計調査部では種々の衛生統計調査が実施されている。
 ここでその衛生統計のできるまでを順を追って述べてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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