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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生32巻10号

1968年10月発行

文献概要

研究

牛乳飲料のパターンの研究(第1報)

著者: 園田真人1 和田幸枝2

所属機関: 1北九州市衛生局 2九州女子大学

ページ範囲:P.430 - P.432

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はじめに
 産業としての酪農は,ヨーロッパにおいては13世紀よりはじまり,18世紀の農業革命でほぼ確立された。
 日本においては,牛乳を飲用に供した歴史は千数百年であるというが,産業的な乳牛飼養がはじまったのは,1887年(明治20)であって歴史は古くない。バター製造の開始も1925年(大正14)であり,昭和29年に酪農振興法が制定され,牛乳の集中化が行なわれるようになって,ようやくわが国の酪農は,一段階に到達したといえよう。以上から,わが国の栄養改善問題を論議する場合,牛乳は大きな比重を占めるようになってきたが,牛乳飲用の調査研究は,いまだ少ない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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