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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生32巻11号

1968年11月発行

モニターレポート

結核住民検診の成績あがる

ページ範囲:P.480 - P.480

文献概要

 結核患者は,その発病の初期あるいは再発において,固有の自覚症状のない者が大部分であるために,これを早期に発見し治療させることを目的に健康診断がなされている。
 ところが事業所に従事している者や,学校に通学する学生・生徒・児童などの受診率は毎年比較的高率であるが,これ以外のいわゆる一般住民の結核検診は,受診率の低さに反比例して患者発見率が高い現状である。住民検診は地区組織の確立しているところや,婦人層の努力している地区,特に農山村では相当高率のところもあるが,大都市ほど受診率は低く,頭を悩ましている状態である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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