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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生32巻12号

1968年12月発行

文献概要

グラフ

建築衛生—霞ガ関ビルを訪れて

著者: 編集部

所属機関:

ページ範囲:P.499 - P.502

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 超高層ビル室内は外部と完全遮閉されているため,空気調和は室内の人体に快感を与えるよう,温度・湿度・空気の清浄度,気流の一定状態を適正に保持している。
 温度は,夏D.B 62℃,WB 19℃,冬D.B 22℃,W.B 16℃に調整され,快感帯温度を持続するとともに,中間期の外部条件の急変に対し,ウェザーマスターによるチェンジオーバーシステムを採用し,室内条件を快感に保持している。湿度は,夏RH 55%,冬RH 40%に調整し,空気の清浄度は集塵率95%以上の能力を有する電気集塵器により,清浄なる空気を供給している。また,気流はドラフトによる不快感除去のため特殊吹出口の開発と通常より低速度吹出を行ない満足される室内気流を保っている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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