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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生32巻3号

1968年03月発行

文献概要

特集 医療社会事業の役割 主題

医療社会事業の役割と位置づけ

著者: 中島さつき1

所属機関: 1日本医療社会事業協会

ページ範囲:P.134 - P.139

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歴史的発展のなかでの役割
 イギリスのベバリッヂは人生の苦悩を,貧困,疾病,失業,無知,不潔の五つの要素であらわしている。
 昔から疾病と貧困は悪循環し,貧困が疾病をよびおこし,その疾病がまた人間を貧しさの中におとしいれている。そしてすべての社会事業に共通なことは,宗教を出発点としていることである。これを医療社会事業でみれば,英米ではキリスト教が母体となり,わが国では仏教が基盤となって,貧しい病人に対しての医療と保護が行なわれてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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