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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生32巻5号

1968年05月発行

文献概要

海外事情

ヨーロッパの母子保健対策の概観—とくにわが国と対比して

著者: 津野清男1

所属機関: 1前愛育会病院

ページ範囲:P.207 - P.208

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母子指導センターの活動
 筆者は先年,イギリス,オランダ,デンマーク,スエーデン,ポーランドの5カ国で母子保健事業を視察したが,これらの諸国では小範囲の地区ごとに母子保健事業の拠点となる指導センター(Welfare Center)が設置され,ここで地区内の母子の保健管理を扱い,個別的にもきめ細かい指導や検診を行なうような方式をとっている。
 もちろん,それぞれの国情によってセンターの形式や経営には相違があり,イギリス,ポーランドでは国営が原則とされ,デンマーク,スエーデンでは地方自治体が主体になって運営し,オランダではいくつかの民間団体が中心になって事業を進めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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