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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻11号

1969年11月発行

文献概要

学会印象記 第16回国際労働衛生会議

各国の代表者を集めて

著者: 木島昂1

所属機関: 1日医・広報

ページ範囲:P.632 - P.632

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会の沿革など
 労働衛生(OCCUPATIONAL HEALTH)に関しては世界最高のレベルといわれる本会議の母体は,1906年(明治39年)ミラノに設立された国際労働衛生協会である.この協会は文字どおり労働衛生の向上を図る国際団体で,設立と同時に第1回目の国際会議(ICOH)が開かれ,以来3年ごとに世界のどこかで開催されている.もっともその間,第1次大戦によって歩調は乱れたこともあったが,これまでの15回の開催地のうち,14回まではヨーロッパで,1回だけがアメリカである.協会には世界50カ国が加入し,631名の会員がいるが,日本が参加したのは1931年(昭和6年)の第6回目からで,今日では主要メンバー国になっている.本16回では,日本組織委員会の会長に,中央労災防止協会会長・三村起一氏,実行本部長に日本経団連常任顧問の前田一氏があたっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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