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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻4号

1969年04月発行

文献概要

特集 国際衛生

WHOと日本

著者: 斉藤勇一1

所属機関: 1厚生省

ページ範囲:P.188 - P.196

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まえがき
 私どもは20世紀になってから2つの世界大戦を経験している.人が人を殺し合うというのであるから,何とも野蛮な話であって,私どもの理想に比べて,現実は10数世紀も遅れているといわざるをえない.
 第1次世界大戦の際,米国が遅れて参戦するにあたっての大義名分は"すべての戦争を終わらせるための戦争"であった.戦争のない世界,真の平和というものは人類の悲願である.第1次大戦の終了後,世界に平和をもたらせる目的をもって,国際連盟が創設された.しかし,いろいろな事情から連盟は20年の短命で崩壊して,第2次大戦となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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