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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻5号

1969年05月発行

文献概要

特集 外因死の予防

自殺の実態—カウンセラーの記録

著者: 山崎千春1

所属機関: 1東京都総務局職員相談室

ページ範囲:P.269 - P.273

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 フランスの社会学者,Durkheimによると,自殺は"死者自身によってなされた積極的・消極的行為から直接・間接に生ずる死であって,しかも死者がこの結果の生ずべきことを知っていた死の場合をいう"と定義されている.
 日本では,特に昭和30年に自殺死亡が急激な上昇をみせて世の注目をあびてきた.しかし,自殺の予防対策はたてられていない.したがって日本の自殺死亡統計は,予防手段の加えられていない自然の姿であるということができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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