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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻6号

1969年06月発行

文献概要

資料

食品の殺虫剤汚染による健康障害について—諸外国の例から

著者: 増田陸郎1

所属機関: 1東京都高井戸保健所

ページ範囲:P.357 - P.360

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はしがき
 最近の北九州市カネミ倉庫製油部製造のライスオイル中毒事件の原因は,本論文執筆時点ではどうやら脱臭剤として使用した四塩化ジフェニールに落ちついたようである.このような事件は,意外にも全世界でかなりの頻度で発生しているらしいことを,最近WHOのVector Biology and Control部から送られてきた表記題名の論文―執筆者はサウジアラビアDhahranのアラビア・アメリカ石油予防医学部主任でWHOのコンサルタントのDavid E. Weeks氏―によって知った.幸いWHOから日本での論文紹介の諒解を得たので,本誌上を借りてその大要をお知らせしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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