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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻6号

1969年06月発行

文献概要

研究

スクリーニング時における各種尿検査法の検討

著者: 石館敬三1 渡辺真言2 千葉裕典2 内田和子2 若井美子2 宮崎利雄3

所属機関: 1都衛生局食品衛生課 2順大公衆衛生学教室 3自衛隊衛生学校

ページ範囲:P.361 - P.365

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はじめに
 スクリーニングを目的とした集団検診において尿検査を行なう場合,従来行なわれてきた各種の検査法による判定の間には,若干の相違のあることが知られている1).また尿のたんぱく,糖,ウロビリノーゲンなどの検出法は一般に,非特異的なものが多いために,健康者危険率(α)がやや大きくなる恐れがある2)ともいわれている.スクリーニングテストでふるい分けられた者が,その後の追跡検査によりいかなる経過をたどるかについて検討することは意義あるものと考える.著者らは数個の大小集団を対象に,尿のたんぱく,糖,ウロビリノーゲンについて検査を実施し,その陽性者の追跡検査およびその判定をめぐって,検査項目別にあらわれた相違点や判定誤差などについても検討を加えることとした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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