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研究
スクリーニング時における各種尿検査法の検討
著者: 石館敬三1 渡辺真言2 千葉裕典2 内田和子2 若井美子2 宮崎利雄3
所属機関: 1都衛生局食品衛生課 2順大公衆衛生学教室 3自衛隊衛生学校
ページ範囲:P.361 - P.365
文献購入ページに移動スクリーニングを目的とした集団検診において尿検査を行なう場合,従来行なわれてきた各種の検査法による判定の間には,若干の相違のあることが知られている1).また尿のたんぱく,糖,ウロビリノーゲンなどの検出法は一般に,非特異的なものが多いために,健康者危険率(α)がやや大きくなる恐れがある2)ともいわれている.スクリーニングテストでふるい分けられた者が,その後の追跡検査によりいかなる経過をたどるかについて検討することは意義あるものと考える.著者らは数個の大小集団を対象に,尿のたんぱく,糖,ウロビリノーゲンについて検査を実施し,その陽性者の追跡検査およびその判定をめぐって,検査項目別にあらわれた相違点や判定誤差などについても検討を加えることとした.
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