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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻8号

1969年08月発行

文献概要

特集 サーベイランス

公害防止のサーベイランス

著者: 仁連秀雄1

所属機関: 1大阪府公害監視センター

ページ範囲:P.454 - P.458

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はじめに
 現在の公害事象から,公害防止のサーベイランスには,発生源に対する監視と環境汚染に対する監視の2つの側面がある.これらのサーベイランスは,公害の法的規制の実効を高め,また,適確な防止対策を進める上にも,不可欠の条件として重要である.それだけに,単なる監視ではなく,公害種目についての実態調査ないし測定,試料の検査,分析などを伴う科学技術的なアプローチが要請される.
 大阪府では,昨年9月,公害行政の科学技術面の充実を図るため,監視体制の整備を重点に"大阪府公害監視センター"を発足させた,以下この公害監視センターを主題に,公害防止のサーベイランスについて記述していきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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