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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生33巻9号

1969年09月発行

文献概要

海外の医学教育

アメリカの医学教育(2)—2,3の大学における公衆衛生教育

著者: 土屋健三郎1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部

ページ範囲:P.515 - P.519

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 前号に述べた"医学教育"と同様に公衆衛生教育についてもすでに先人が随所に紹介しておられるので,こと新しいものはないかも知れない.しかし,10年前にCalifornia大学においてSchool of Public Healthの学生として勉強し,今回は反対の立場すなわち教える側に立ってアメリカの2,3の大学の公衆衛生教育に関係したので,浅い経験ではあるが,その所感について述べることとする.
 大体,公衆衛生教育と一概にいうが,医学生やSchool of Public HealthのPostgraduate Studentの他にいろいろな学部やコースで公衆衛生教育がなされており,最近ではSchool of Health Plannerなどという学校もできて,たった一年間の滞米生活で公衆衛生教育全般を語る資格はないと思われる.そこで主として医学部におけるそれを中心として私なりの経験を述べてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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