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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生34巻3号

1970年03月発行

文献概要

研究

在宅脳卒中後遺症患者の実態調査とリハビリテーション指導

著者: 坂田澤司1

所属機関: 1大阪府守口保健所

ページ範囲:P.160 - P.163

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はじめに
 脳卒中の発作後,幸い一命をとりとめても適当なリハビリテーションを行なわなかったため,後遺症に悩まされ不幸な余生を送る人々が少なくない.ことに老人疎外の家庭環境が多い昨今では,深刻な社会問題となっている.今回当保健所ではこうした家庭環境の中で,患者自身が自己の病気をどのように考え,家族がこれに対してどのように反応し対応しているかという点について,心理的な面から調査を行ない,あわせて主治医の指示のもとに,若干数の患者について保健婦によるリハビリテーションの実地指導を行ない,保健婦活動の新しい方向づけを試みたので,以下その概要について記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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