icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生34巻3号

1970年03月発行

私の意見

住民検査センターの考え

著者: 津田順吉

ページ範囲:P.195 - P.195

文献概要

 公衆衛生は個に発し,個にもどると思うので,あえて投書した.この雑誌のただし書の"保健活動のパイロット"というのも日本医師会流に"増健または強健"に改むべきものと観念的な提案もしたい.
 ずっと以前から,人間ドックのやり方が行なわれ,ガン,成人病,小児病,腎臓,心臓などのセンターもできて,いわば病的自覚のない健康人を取り扱うものがたくさんできている.もう1つ医師会病院の構想から臨床検査センターができた.これは主として開業医の取り扱う病人の検査である.だから臨床がつく.ところで,寄生虫予防協会が拡大し,各県に検査センターができつつあり,私立のこれと似たものもあるときく.最近,秋田市に県立の検査センターができたとか.これも臨床検査センターというらしいが,予防協会のものは単に医師から依頼される主として病人の検体だけでなくドック的な検体がおもなもののように理解する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら