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特集 勤労婦人の保健 資料
婦人労働の動向と保護の実情
著者: 福原昭1
所属機関: 1労働省婦人労働課
ページ範囲:P.289 - P.292
文献購入ページに移動1960年代のわが国における,経済の高度成長の過程で,産業構造,就業構造も大きな変化をとげてきた.たとえば,第2次産業,第3次産業の著しい発展と,第1次産業就業者の絶対数の減少,また就業者中に占める雇用労働者の比重の著しい増大などがあげられる.
こうした傾向の中で,婦人労働がもつ地位,評価などについても大きな変化が生じており,農業における家族従業者,軽工業・商業・サービス業における若年・短期雇用者としての就業のタイプから,産業の各分野で本格的な労働のにない手となりつつある.
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