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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生34巻7号

1970年07月発行

文献概要

特集 60年代から70年代へ

労働衛生の変貌

著者: 三浦豊彦1

所属機関: 1労働科学研究所

ページ範囲:P.396 - P.401

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経済の高度成長
 労働衛生の諸問題は,産業の発展,ひいてはその国の経済の動向に大きな影響をうけるものである.
 日本の生産活動を考えた場合,戦前においては最高の生産活動を示したのは太平洋戦争のはじまろうとしていた昭和14年(1939)のことであった.戦争中には生産は低下し,生産の最低値を示したのは,戦争直後の昭和21年(1946)のことであった.戦後は復興を第1に考えたので環境破壊なども余り気にかけないで産業復興に心がけた.そして朝鮮動乱を経て日本産業は復興の歩度をはやめたといってよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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