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人にみる公衆衛生の歴史・8
石原 修(1885〜1947)—結核の社会医学的解明
著者: 川上武1 上林茂暢1
所属機関: 1杉並組合病院内科
ページ範囲:P.690 - P.691
文献購入ページに移動これらの点こそ,衛生学の基本と考えざるをえない.また,「女工と結核」がオリジナリテイをもった日本医学の数少ない業績の1つとされる所以でもある.労働災害・職業病・公害病が増加しているのみならず,一般病としての性格をおびてきた今日,衛生学はあらためて,このような方法を確認する必要があるのではないだろうか.
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