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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生35巻12号

1971年12月発行

文献概要

北から南から

岐阜市の歯科薬物塗布について

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.719 - P.719

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 現在乳歯の85.8%がう蝕になっているのに対して,幼児の歯科治療は困難な状態である.これらの幼児に対して,う蝕の予防と進行を抑制するため,岐阜市中央保健所では,毎週月,水曜日に薬物塗布を実施しているが,ここ3〜4年の間に薬物塗布者が漸増している.健康な歯牙に対しては酸性弗素リン酸溶液を,う蝕歯牙に対して硝酸銀による鍍銀法を行なっているが,693人についてその効果をみてみた.
 弗化物の効果は対象群にくらべ17.7%の相違で有意の差がみとめられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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