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北から南から
もと下水路に今泳ぐ鯉のむれ—河川愛護運動の成果/婚前学級アンケート—岐阜中央保健所第8回受講者
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ページ範囲:P.164 - P.164
文献購入ページに移動地区衛生組織活動は,新しい壁に行き詰った時代と,一般にはいわれているが,地区住民の共通問題として,それを自分たちの問題として,理解・認識の上に取り組めば,その反響と実践度は,社会連帯性の欠如のこんにちとはいえ,かつて昭和30年前半期にみる成果より以上の期待すべきものが実証され,ぜひご紹介いたしたい.科学的・合理的かつ実際計画であり,河川隣接家庭の一戸一戸の趣旨の説明と理解・認識をうるその努力,さらには河川に不法投棄の原因と見られる自家処理家庭の戸別調査による地区診断からはじまり,すべて町内指導者の不断の根性と,住民の自主的参加が,この際大きな原動力になっていた.
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