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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生35巻3号

1971年03月発行

文献概要

人にみる公衆衛生の歴史・2

長谷川 泰(1842〜1912年)—民間医師養成の先駆

著者: 川上武1 上林茂暢1

所属機関: 1杉並組合病院内科

ページ範囲:P.181 - P.181

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 私立医大の新設・申請があいついでいる.貧弱なスタッフ・施設は医師の質低下をまねくという酷評をよそに,入学金は千万円をこし,"医学はとかく金"という風潮が,露骨になってきた.
 他方,医師不足の危機は医学教育の再検討をせまっている.ところが,この点について公衆衛生学者の本格的な発言がほとんどみられなかった.あれだけ大きな波紋をなげかけた医学部紛争のその後の動きをみても,学内の機構改善・カリキュラムいじりにとどまっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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