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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生35巻7号

1971年07月発行

文献概要

北から南から

食品分析器機整備さる(北海道)

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.408 - P.408

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 昨年は,もみじこ,かずのこなど水産加工品の発色剤,漂白剤による違反事例をはじめ,有機水銀粉衣のいわゆる「毒じゃが事件」,乳肉食品の抗生物質,BHCなど残留農薬,カドミウム汚染米等々保健衛生上危惧される新たな問題が提起されており,これらに対応した監視体制,機能の高度化が急務なところである.また,全国的にも稀な規模をもつ北海道消費者センターにおけるチクロ食品をはじめ食品添加物等のチェックテストの強化により,不正食品が発見される事例も少なくない.
 このような現状のなかで,消費者保護の立場から安全な食品を供給すべきこと,さらには寸分の危惧をも排除すべきことはいうまでもなく,これがためにもとりわけ試験検査機能の高度化が急がれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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