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人にみる公衆衛生の歴史・6
文献概要
いまや講座制は根底より大きく揺さぶられている.封建的な権力機構として,ながく君臨してき九医局講座制が日本の医学・医療の最大のガンであることは周知の事実であった.
インターン制度廃止を闘っていく過程で,問題の本質に気づいた医学生・青年医師の目は当然のことながら講座制そのものに向けられるにいたった.東大病院精神神経科医局の解散宣言もその運動の一つといえる.
インターン制度廃止を闘っていく過程で,問題の本質に気づいた医学生・青年医師の目は当然のことながら講座制そのものに向けられるにいたった.東大病院精神神経科医局の解散宣言もその運動の一つといえる.
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