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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生35巻9号

1971年09月発行

文献概要

人にみる公衆衛生の歴史・7

北里柴三郎(1852〜1931年)—公衆衛生学の基礎

著者: 川上武1 上林茂暢1

所属機関: 1杉並組合病院内科

ページ範囲:P.578 - P.579

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 北里柴三郎を公衆衛生の歴史にとりあげることには,若い研究者にとって違和感がつよいにちがいない.その生涯や業績よりみれば北里はあくまで細菌学者であり公衆衛生学者のイメージにはほど遠い.
 ところが,伝染病との斗いが日本の医学史の主要な課題であったのみならず,深刻な社会問題でもあった.したがって,公衆衛生学の基礎として細菌学は歴史的に重要な役割となってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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