文献詳細
人にみる公衆衛生の歴史・7
文献概要
北里柴三郎を公衆衛生の歴史にとりあげることには,若い研究者にとって違和感がつよいにちがいない.その生涯や業績よりみれば北里はあくまで細菌学者であり公衆衛生学者のイメージにはほど遠い.
ところが,伝染病との斗いが日本の医学史の主要な課題であったのみならず,深刻な社会問題でもあった.したがって,公衆衛生学の基礎として細菌学は歴史的に重要な役割となってきた.
ところが,伝染病との斗いが日本の医学史の主要な課題であったのみならず,深刻な社会問題でもあった.したがって,公衆衛生学の基礎として細菌学は歴史的に重要な役割となってきた.
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