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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻1号

1972年01月発行

文献概要

講座

放射能と放射線(1)―放射線によるriskの正しい認識と防護への道程

著者: 山県登1

所属機関: 1国立公衆衛生院放射線衛生学部

ページ範囲:P.46 - P.50

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 専門家でない人びとは,放射線影響の概念を主として新聞報道を通じて得ていると思う.そこには多くの誤解を生ずる要因がある.同じことは,他のさまざまな有害物質についてもいえるであろう.
 このような問題について,もっとも大切なことはriskの概念のとらえ方である.それは,日常生活のさまざまなriskをどう割り切って生きて行くかという人生観につながるし,また,社会の損失と利益のバランスを考えるときの価値観にもつながる基本的な認識である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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