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北から南から
岐阜市のクロム汚染無気味に進行
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ページ範囲:P.65 - P.65
文献購入ページに移動しかし,市公害課としては汚染地区住民の健康診断と汚染井戸の調査を保健所と協力して継続的に行なうこととし,健康診断は毎月1回すでに4回実施されました.さいわい現在クロムによる健康障害と思われるものはみあたらない.一方,飲用基準をこえていた汚染井戸の2回目の調査をし,このほどまとまった検査成績では,4月当時,飲用基準をこえた井戸65本のうち,前回のクロム濃度を上回ったもの21本,下回ったもの43本,変化のなかったもの1本で,前回濃度を下回った井戸の方が多かったが,基準値0.05PPMより低く,飲用してもさしつかえない井戸は全体で10本にすぎない.
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