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特別寄稿
光化学スモッグのメカニズムと東京における現状
著者: 大平俊男1
所属機関: 1東京都公害研究所大気部
ページ範囲:P.659 - P.665
文献購入ページに移動光化学スモッグに関する基本的な反応理論についてはHagen-Smittらによって,ある程度のことが解明されており,わが国においても柳原らによってスモッグチャンバー実験などが行なわれ2),基礎的な光化学反応理論が確められている.しかし実際のフィルードにおける光化学スモッグでは,反応理論どおりに説明できない現象があり,2次汚染が1次汚染に比べて複雑であることを現わしている.
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