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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻11号

1972年11月発行

文献概要

特集 高知県の公衆衛生活動

ハウス病などの対策

著者: 伊野等1

所属機関: 1高知県予防課

ページ範囲:P.697 - P.699

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 近年日本各地で野菜のビニールハウスによる栽培が冬から春にかけての端境期をねらって行なわれている.しかし栽培管理に当たる農民は,生産に主力が注がれるあまり,健康についてはややもすると疎かにする感があった.しかし健康を害する者がみられるようになり「いわゆるハウス病」として関係農民に不安を与えるようになってきたわけである.
 本県でもこのハウス病の発生要因に対処するため,調査を徳島大学医学部白井伊三郎教授に依頼し,1967〜68年3回にわたり県下で最も先進地であり,しかも有数のハウス地帯である県東部の安芸郡安田町で農家の健康状態を調査した結果,大要次のような結果が判明した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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