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特集 群馬県の総合保健活動
文献概要
群馬県における戦後の衛生行政の推移をみると,全体的な傾向としては全国的なうごきのなかで歩んできたものと考えられる.すなわち第Ⅰ期は急性伝染病対策の重点のおかれた時期,第Ⅱ期は慢性伝染病特に結核撲滅の推進の時期,第Ⅲ期は生活環境施設整備と食品衛生行政の確立推進の時期とに別けられよう.さらに今後はこれらの基礎の上に立って,母子保健対策,成人病対策,精神衛生対策の向上推進がはかられなければならないであろう.このような見地から過去の本県の衛生行政をふりかえり,さらには今後の進むべき方向を考えてみたい.
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