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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻4号

1972年04月発行

文献概要

研究

手洗いの疫学的考察と保健指導

著者: 小林みち1

所属機関: 1埼玉県立教育センター

ページ範囲:P.262 - P.264

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 最近赤痢は急激に減少した.昭和27年,111,709人口10万り患率130.1にも達した赤痢発生は,その後,年ごとに減少の一途をたどり,44年は12,883人(12.5)と戦後最低を記録し最盛時の1/10以下に減少した.これは国の防疫対策の充実,とくに食品および環境衛生の向上などの諸対策の成果であろう.しかし激減したとはいっても,いまだ法定伝染病のうちでは首位をしめしており,学校の集団赤痢も皆無ではない.今後さらに平常時の防疫対策の強化が期待されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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