icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻4号

1972年04月発行

文献概要

研究

正常値範囲の低脂肪食および高脂肪食によるラットの長期飼育と高コレステリン含有高脂肪食に及ぼす影響について

著者: 佐伯芳子1 高山光太郎1 佐伯篤1

所属機関: 1佐伯栄養学校栄養学研究室

ページ範囲:P.268 - P.270

文献購入ページに移動
 低栄養や異常栄養が人や動物の成長,体組織および機能に及ぼす影響について1,2,3)食餌中の脂肪やコレステリンと血中コレステリンレベル,動脈硬化症などとの関係についても諸家による多くの研究がある.しかし,栄養学的に正常値範囲の食餌を比較してもその結果もまた正常値範囲であると予想されている.さらにまた,成長期の食餌の影響が,ことに正常値範囲にある場合,その後の時期に与えられる食餌に及ぶか否かについてはまだ研究されていない.
 この実験は,正常値範囲の食餌中の脂肪含有率の差が,ラットの離乳直後からの長期飼育における結果,および,その後の時期に与えられた高コレステリン含有の高脂肪食に対しいかなる影響を与えるかを知ろうとして行なったものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら