icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻5号

1972年05月発行

ニュース

AMO,SEAMHOと改称—第1回作業部会開く

ページ範囲:P.304 - P.304

文献概要

 アジア医療機構(AMO)が,さる2月8日から10日まで,東京,霞ヶ関の外務省で開かれた第1回作業部会の席上,名称を東南アジア医療・保健機構(SEAMHO=South East Asia Medical and Health Organization)と改めた.これは広範囲な医療情報サービス・ネットワークなどの設置などを決め,今夏,サイゴンで開催予定の第7回東南アジア経済開発閣僚会議に,日本政府から正式に報告される.
 昨年5月,クアラルンプールで開かれた第6回東南アジア発閣僚会議で合意に達したAMO(アジア医療機構)は,東南アジア地域の医療・保健の向上を図るための協力,援助機関という趣旨で,日本が主唱し,その構成国はインドネシア,クメール,ラオス,マレーシア,フィリッピン,シンガポール,タイ,南ヴェトナム,日本の9ヵ国である.今回の作業部会で,予防医学,公衆衛生面の活動が欠けているとして,活動拡充,および拡大のため,名称を,東南アジア医療・保健機構(SEAMHO)と改め,医師・医療従事者の教育,訓練,疾病,公衆衛生問題解決のための調査研究,医学医療情報サービスネットワークの設置を決めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら