icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻6号

1972年06月発行

文献概要

研究

小児の慢性腎臓病

著者: 篠塚輝治1

所属機関: 1都立墨東病院

ページ範囲:P.404 - P.407

文献購入ページに移動
 近年小児の慢性長期にわたる疾病が社会問題になってきているが,とくに小児腎臓病は小児期慢性疾患の中で最も多く,かつ多種にわかれているので一般の関心を引くようになってきた.今日総合病院小児科病棟の腎疾患占有率は上昇し,日々多数の患児を診療しながらも脾肉の嘆をかこっているのが実情である.
 小児慢性腎疾患にはネフローゼ症候群,慢性糸球体腎炎,血管性紫斑病性腎炎,Lupus腎炎,先天性ネフローゼ症候群,Goodpasture症候群および結節性動脈周囲炎に伴う腎障害などがある.ここでは私ども臨床医が日常診療している前者とくにネフローゼ症候群を中心に述べて見たい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら