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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻7号

1972年07月発行

文献概要

発言あり

国際保健活動と日本人

著者: 乾死乃生1 須川豊2 鈴木尚夫3 箕輪真一4 吉田健男5

所属機関: 1藤井寺保健所 2神奈川こども医療センター 3秋田保健所 4高崎市医師会 5岡山大学衛生学教室

ページ範囲:P.411 - P.413

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その伝統のせいである
 「発言あり」とすれば,先ずこのテーマについてである.
 日本人は,国際保健活動に参加することが少ないという前提を考えているようだが,果たして近頃も少ないかどうか,筆者は調べたことがない.また,少ないとすれば,保健活動のみでなく,すべての活動が同じではないか.しかし近時は,経済活動はそうでないのではないか,という疑問がある.交際できる条件があれば,東洋は歴史的に礼節を尊ぶ国がらであり,とくに日本人は,義理人情に弱い.それにもかかわらず国際的に交際できなかったとすれば,歴史的な背景が,原因の一つであると考えざるを得ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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